まだまだ静かな山の二月です 2024年2月1日11:35 AM|女将の心音

立春を迎えると 林の樹々は春めいてきます。
まだまだ寒く花の季節にはほど遠い一番寒い時期です。
極寒の中で 春を待ちわびる山々の息吹がそう感じさせるのでしょうか。
温泉から上る暖かな湯けむりは 標高が高い蓼科高原の温泉の大演出家です。
遠くの雪山を眺め 枝の先にほんの少しの赤みを感じたり、日に日に強くなる鳥のさえずり、
そんな自然のすばらしさに心が躍ります。
女将

立春を迎えると 林の樹々は春めいてきます。
まだまだ寒く花の季節にはほど遠い一番寒い時期です。
極寒の中で 春を待ちわびる山々の息吹がそう感じさせるのでしょうか。
温泉から上る暖かな湯けむりは 標高が高い蓼科高原の温泉の大演出家です。
遠くの雪山を眺め 枝の先にほんの少しの赤みを感じたり、日に日に強くなる鳥のさえずり、
そんな自然のすばらしさに心が躍ります。
女将
新しい一年が始まりました。蓼科高原では、朝日は八ヶ岳の稜線から昇ります。
一月、日の出前の高原はとても寒いのですが、日差しが行き渡るにつれ、暖かさが戻ります。太陽の恵みを何よりありがたく思える瞬間です。
年の初めにあたって私共は、お越しいただいた皆様にこの「暖かさを」感じていただける宿になれたら、と考えています。そして、どなたにも、この一年が暖かく、ほっとする温もりが、実感できる一年となりますよう、祈りたいと思います。
女将
師走を待つまでもなく、唐松の葉は落ち、山々は白く雪化粧しています。
桜の四月、新緑の五月と季節は移り今年も残りわずかとなりました。
日陰を求めて歩いた「とても暑い夏」から、今は陽だまりを辿る毎日です。
様々な出会いに教えられることも多く、美しい景色に何度も心動かされました。
平凡かもしれませんが、冬らしい冬や、「いつもの夏」の中にこそ、ささやかな
安らぎが得られるようにおもいます。
女将
この秋も「新蕎麦」が茅野市内のお蕎麦屋さんに出始めました。
夏、田んぼで稲穂が日差しを浴びてぐんぐん成長している頃、蕎麦は畑で真白な花でした。
秋、早蒔きの蕎麦の実は刈取られ、蕎麦として打たれるのを待っていました。
炊き立ての輝く新米と、打ち立ての香り高い新蕎麦。
信州の水と空気が育てた秋の実りを味わいに、晩秋の蓼科へお出かけ下さい。
女将
八ケ岳が秋の装いを見せ始めました。
吹く風が季節の移ろいを感じさせるように、
山肌も変わる色で季節を反映します。
里から見る「横谷渓谷」も少しずつ秋色に染まり、
標高の高いところが霧氷で白い衣を纏うのも遠い事ではありません。
空気はいっそう透明度を増し、
深い青に満たされた空や、黄色や朱色に色づく谷も尾根も輝かせます。
澄み切った空の下、
秋の信州でちょっと深呼吸してみませんか。
女将
季節が移り、夏のヒマワリは、秋のコスモスに主役を譲りました。
稲穂は重みを増し、こうべを少しずつ下げ始めています。ブドウ畑ではブドウ狩り
が、リンゴの林では赤く色づいた信州リンゴの収穫が始まっています。
山では、秋の楽しみ、地元で「じこぼう」と呼ばれる「はないぐち」を初め、様々な
きのこ、山ぶどう、アケビなど 秋の恵みが皆さまのお越しをお待ちいたしております。
女将
ロビーの庭に鮮やかにキキョウとセンノウが目を愉しませてくれています
梅雨の明けた信州 カラッと湿気の少ない蓼科の夏ですが昼間の陽射しの強さの中、緑の木陰で凛と咲く花たちは爽やかさを感じさせてくれます
間もなくキレンゲショウマも咲くことでしょう
田植えのすぐ後、
雨の山々の周囲の山を鏡のように映していた田んぼは、
稲の丈が伸び、柔らかな緑の絨毯になりました。
森の緑には、5月頃の濃淡がなくなり、
夏の深い緑一色です。
霧が峰のレンゲツツジとニッコウキスゲ、富士見高原のユリなど、
7月の高原を彩る花々が青空を背景に鮮やかさを競っています。
真っ白な雲といっしょに、7月の信州で涼風に吹かれてみませんか。
女将

雨の山々のしっとり落ち着いた美しさ
なんと表したらよいでしょう。
遠くから見上げる藤の花
日に日に濃くなる青葉たち
雨上がりの陽射しと高原のそよ風は格別です。
夏の始まり
心躍る八ヶ岳の息吹を感じます。
女将