つれづれの記

新年おめでとうございます。

たてしな藍も、昭和 平成を経て令和の時代を迎えることができました。

以前より客室に置かせていただいている”つれづれの記”には、お料理や温泉の感想、お連れ様とのことなどさまざま書いて頂いています。

そして「また来ます」のひとこと。

古き良きたてしな藍を大切にし、また訪れて下さった時にはもう一度『また来るね』と言っていただけるよう新しい時代に向き合い、精進していきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

女将

雪になりました

雪が積もりました。

お夕食の間にすっかり雪景色になり、お客様も驚いていらっしゃいました。

さっそく雪見風呂にお入りになったり、スキー場の確認をされたり、、、。

今日も朝から気持のいいお天気になりました。

霜柱

「たてしな藍」の看板を右手に眺めながら、山門の藍染めの暖簾をくぐりると、玄関に続く石段が目の前に広がります。
「たてしな藍」創業時、諏訪から運んでもらった "てっぺいせき"。大きな石たちです。
紅葉が終わり、冬景色に変わりつつあるこの時期、石段の脇では、冬の花ならぬ霜柱がご出発のお客様の目を愉しませてくれます。
雪が覆う前、落葉の間から伸びる大小の柱は、寒さ厳しい蓼科の冬の訪れをを実感させてくれます。
張り詰めた冷たい空気と青空、雪化粧の八ヶ岳。温泉から湯気立ちのぼる冬の蓼科です。

女将

横谷渓谷

「横谷観音展望台」は、四季を通じて横谷渓谷を見渡す絶好の場所にあります。
朱や黄色に染まる木々の間で、豪快に流れを落とす「王滝」を見下ろし、秋色に染まる長大な渓谷の向こうには、茅野の市街地を挟み、雪を頂く中央アルプスや、御嶽山が望めます。
 日中はもちろんですが、日暮れ時、西の空を赤く染める夕焼けを背景に、木曽駒ケ岳や御嶽がシルエットでうかぶ時の美しさが、私はとても好きです。

女将

秋風舞う

街では暑さが残るころでも、高原では日に日に秋が深まっています。
山麓では黄金色の稲穂の隣で、真っ白な蕎麦の畑が広がっています。車山高原では、マツムシソウやトリカブトが秋風に揺れています。
メルヘン街道の最高点麦草峠は、9月の半ばを過ぎると樹々が色づき始めます。
豊かな秋の実りと、澄み切った空気の中に広がる秋の景色が、皆様をお待ちしています。

女将

小さな秋

長い梅雨や猛暑の話題で事欠かなかった日々でしたが、蓼科はここ数日、朝晩たいへん涼しい日が続きました。

ススキの穂もあちこちで見られるようになりました。

今日は、二階のお部屋の外に可愛らしく色付いた紅葉が見られ、お客様も私も驚くやら嬉しいやら。。。

小さな秋が少しずつ増えています。

ヤナギラン

ニッコウキスゲが盛りを終えた後も、霧ヶ峰は様々な花で私たちを迎えてくれます。
ヤナギランは、花がランに似ていることから、この名が付きましたが、ラン科の花ではありません。ハクサンフウロ、アキノキリンソウなどに混じって咲く中で草丈が高くよく目立ちます。霧ヶ峰はどこにいても眺めがよく、北アルプスから富士山まで、花を見ながらの散策は飽きることがありません。

女将

守屋山・もりやさん

諏訪湖の南西に在り、7年に一度の「御柱祭」の行われる諏訪大社上社のご神体でもある、信仰の山です。山沿いでは、古くからその冷涼な気候を生かした「寒天づくり」が行われており、地元の生活に深くかかわる山でもあります。
しかしお薦めは、登山口でもある「杖突峠」からの眺めです。茅野市街を間に、八ヶ岳を端から端まで、余すところなく望むことが出来ます。まさに絶景と言える景色です。

女将

緑を映す

山麓の田植えは、引き入れる水が温かくなってから始めるので、梅雨入り前になることもあります。
夏の緑や秋の紅葉を水面に映す「御射鹿池」はこの水をためる「溜池」です。ボートが浮かぶ白樺湖も、蓼科山を映す蓼科湖も、沢からの流れを、田んぼに入る前に温める役目担っています。そう考えると、御射鹿池の水で出来たお米って、きっと美味しいだろうな、と思えてきます。

女将

キビタキ、夏の渡り

新緑に覆われた八ヶ岳山麓に、今年も夏鳥の「キビタキ」がやってきました。小さな体ながら、鮮やかなオレンジ色が緑の中で映えます。
宿の庭では、ヒトリシズカ、エンレイソウ、イチリンソウなど初夏を彩る花々が、競うように咲き誇っています。
流れる雲も、少しずつ夏の雲に装いを変え、空の青、山の緑,白い雲と絵に描いたような色の取り合わせが、きっと訪れる皆さんの目を引きつけるでしょう。

女将