氷柱

この時期のお客様の人気者は’氷柱(つらら)’です。

お天気が良く陽射しが強い蓼科ですが寒さはまだまだ厳しく

、ポトリと落ちる前に凍ってしまいます。

この時期ならではの信州、南北に長く標高差も大きいことをしみじみ感じます。

雪化粧

この冬は暖冬でした、、、、’とテレビからの声。

冬が過去形になっていることに少し驚き、三月も数日過ぎたことに気がつき納得しました。

朝晩の冷え込みもまだまだ厳しく、日当たりの良い路面は雪も解けていますが、見渡せば雪化粧。

春はひと月遅れてやって来る蓼科ですが今日も気持ちのいい天気になりました。

 

すがすがしい景色

大変寒いですがとても良い天気。

向かって左側が蓼科山、隣が北八ヶ岳です。

たっぷり降った雪と青空で清々しい眺めです。

春の風、動く

一日の始まり。昇る朝日が、天上の星たちを眠りにつかせるように、
冬は、春風の到来とともにゆっくり姿を消し、季節は移ります。
山の雪は日一日と少なくなり、流れる川の水もぬるみます。白鳥の群れは北に帰り、
小さな虫も、森の動物たちも、待ちわびた季節の訪れに全身を躍らせます。
里と言わず山と言わず、生きるものすべてが萌える新しい春が目の前です。

女将

雨氷

しとしとと降ったり止んだり、昨日と比べ肌寒い日になりました。

今日は雨氷(うひょう)という不思議な景色になりました。

雨は樹々の枝に雫のまま凍ってしまい華のようです。

 

そういえば昨日は駐車場の脇を、静かな霧の中、タヌキが連れ立って歩いて行きました。

まだまだ静かな山の二月です

立春を迎えると 林の樹々は春めいてきます。
まだまだ寒く花の季節にはほど遠い一番寒い時期です。
極寒の中で 春を待ちわびる山々の息吹がそう感じさせるのでしょうか。

温泉から上る暖かな湯けむりは 標高が高い蓼科高原の温泉の大演出家です。
遠くの雪山を眺め 枝の先にほんの少しの赤みを感じたり、日に日に強くなる鳥のさえずり、
そんな自然のすばらしさに心が躍ります。

女将

あけまして、おめでとうございます

新しい一年が始まりました。蓼科高原では、朝日は八ヶ岳の稜線から昇ります。
一月、日の出前の高原はとても寒いのですが、日差しが行き渡るにつれ、暖かさが戻ります。太陽の恵みを何よりありがたく思える瞬間です。
年の初めにあたって私共は、お越しいただいた皆様にこの「暖かさを」感じていただける宿になれたら、と考えています。そして、どなたにも、この一年が暖かく、ほっとする温もりが、実感できる一年となりますよう、祈りたいと思います。

女将

朝日は東から

師走を待つまでもなく、唐松の葉は落ち、山々は白く雪化粧しています。
桜の四月、新緑の五月と季節は移り今年も残りわずかとなりました。
日陰を求めて歩いた「とても暑い夏」から、今は陽だまりを辿る毎日です。
様々な出会いに教えられることも多く、美しい景色に何度も心動かされました。
平凡かもしれませんが、冬らしい冬や、「いつもの夏」の中にこそ、ささやかな
安らぎが得られるようにおもいます。

女将

蕎麦の実り

この秋も「新蕎麦」が茅野市内のお蕎麦屋さんに出始めました。
夏、田んぼで稲穂が日差しを浴びてぐんぐん成長している頃、蕎麦は畑で真白な花でした。
秋、早蒔きの蕎麦の実は刈取られ、蕎麦として打たれるのを待っていました。
炊き立ての輝く新米と、打ち立ての香り高い新蕎麦。
信州の水と空気が育てた秋の実りを味わいに、晩秋の蓼科へお出かけ下さい。

女将

秋、八ヶ岳

八ケ岳が秋の装いを見せ始めました。
吹く風が季節の移ろいを感じさせるように、
山肌も変わる色で季節を反映します。
里から見る「横谷渓谷」も少しずつ秋色に染まり、
標高の高いところが霧氷で白い衣を纏うのも遠い事ではありません。
空気はいっそう透明度を増し、
深い青に満たされた空や、黄色や朱色に色づく谷も尾根も輝かせます。

澄み切った空の下、
秋の信州でちょっと深呼吸してみませんか。

女将