弥生

白鳥の北帰行 梅や桜の便り 春スキー
三月の信州はあちこちさまざま
八ヶ岳山麓の蓼科はまだまだ朝晩寒く、
山の冷たい空気の中のんびり浸かる温泉のひとときは格別な時間です。
雪解けが進み道々が通れるようになり、
花々が一度に咲いたような季節まではもう一月、
山の小鳥たちのさえずりは蓼科の遅い春を待ちわび、日に日に賑やかになります。

女将

如月

暦の上では春を迎え、梅の花のたよりも聞かれます。
南北に長く標高差の大きい長野県はこの時期
地域によって景色も様々です。
冬本番とばかりに賑わうスキー場
寒さのなかの温かい楽しみ
厳冬だからこその春の味覚の待ち遠しさ
壮観な青空と雪の八ヶ岳

小さな鳥たちの元気な姿に寒さも忘れて見とれてしまいます。

女将

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます

日頃より たてしな藍を御贔屓にして下さり誠にありがとうございます

寒さ厳しいこの冬ですが八ヶ岳はすがすがしい雄姿を見せてくれています

昨年は一部お部屋を露天風呂付に改装したり お食事処を椅子席にしたり と、少々リニューアルさせていただきました。

今年も これからも お客様皆様に気持ちよくお過ごしいただけますよう努力を重ねて参りたいと思います

本年もよろしくお願いいたします

 

 

朝日は東から

師走を待つまでもなく、唐松の葉は落ち、山々は白く雪化粧しています。
桜の四月、新緑の五月と季節は移り今年も残りわずかとなりました。
日陰を求めて歩いた「とても暑い夏」から、今は陽だまりを辿る毎日です。
様々な出会いに教えられることも多く、美しい景色に何度も心動かされました。
平凡かもしれませんが、冬らしい冬や、「いつもの夏」の中にこそ、ささやかな安らぎが得られるようにおもいます。

女将

秋収め

収穫を終えた里の田んぼでは、稲藁が整然と並べられ、秋の陽を浴びています。
街道の店先には、熟した柿や真っ赤なりんご、様々な茸などと一緒に、とれたばかりの新米。
今年の「信州の実り」が山盛りです。
春の土おこしに始まり、暑い夏を乗り越えた、野に働く人々の苦労の結晶を私たちはいただいています。
お疲れ様でした。土も人も今はしばしお休み下さい。

女将

秋を運ぶ風

暑かった夏の名残も消え、里の稲刈りも進みました。
秋は早足で深まっています。
山麓の高いところでは木々が少しずつ色づき始めました。
白樺の黄色、ナナカマドの赤、しばらくの間、森は花の時期とは違う色彩にあふれます。

又、蓼科高原は峠から私どもの宿まで、およそ一月かけて紅葉がゆっくり下り、
他に比べて長く楽しめるのが特徴です。
さわやかな秋風の中、信州の秋をお楽しみください。

女将

秋に咲く

広い広い八ヶ岳の すそ野のあちこちで、 そばの花が咲き始めました。
少しずつ色づき始めた稲穂や すすきと一緒に秋風に揺れています。
高原では、 日中の日差しにも夏の様子はなくなり、
朝夕の空気も きりっと冷たくなっています。
蝉の合唱は澄んだ鈴虫の独唱に変わり、
秋の深まりは足早です。

 

群れ飛ぶアキアカネと一緒に、
信州の秋風に 吹かれてみませんか。

女将

花は紫、風は秋

宿の庭に桔梗の花が咲きました。
霧ケ峰周辺でもマツムシソウ、ハクサンフウロ、ヤナギランなど、紫系の花が目立ちます。
8月の高原は、日差しは強くても、吹く風には湿気が無く、木陰での涼しさは快適です。
麦藁帽を用意して、信州の高原へおいでになりませんか。
遠くアルプスから吹いて来る、秋の匂いのする風と散歩しに。

女将

小さなドライフラワーのお店

たてしな藍から300メートルほど下ると右側に、小さな三角屋根 赤と白の可愛らしいお店があります。

Ma chere (マ・シェール) ドライフラワーのお店です。

広くはない店内ですがいろいろ様々、とても愉しめます。

お好みにアレンジもしてもらえそうです。

七夕月

早朝から照りつける太陽は
涼しげな高原のイメージとは違い強い日差しです。
標高の高さは お日様との近さでもあります。

日向の暑さと日陰の爽やかさ
青空にそびえる八ヶ岳
乙女滝の水しぶき。

夏本番の蓼科は、散策したり、
露天風呂につかりながらさえずりに耳を傾けたり、
一人一人それぞれの時間と空間を見つけられます。

女将